2018/07/20 不用品処分
20~30年前に購入したエレクトーンがもう全然使わなくなってずっと置きっぱなしになられてる方にエレクトーンの処理方法をまとめました。
エレクトーンは一昔前に子供の為にとちょっと裕福なご家庭が多く購入された商品化と思います。
ただ今となっては子どもも独立して置物になって全く使用していないというご家庭も多くあるかと思います。
エレクトーンは粗大ごみとして各自治体の粗大ごみとして出せる大型ごみになります。
ただ、大きく重量もあるのでなかなか自分たちでは出せたいのでとご依頼をいただくことも多くあります。
先日ホームページをご覧いただいたお客様からエレクトーンを回収してほしいとの依頼のお電話をいただきました。
お電話で状況を色々お伺いしたところ、何十年か前にエレクトーンを搬入した時はエレクトーンのサイズが大きすぎて部屋の入口からではなく、外のベランダから吊りで搬入したとのことでした。
状況をお伺いしたので、通常の搬出が難しく吊り下げで搬出しか方法が無い状況と判断させていただき、100㎏前後ある大型のエレクトーンだったため、4名でお伺いさせていただきました。
吊りのロープや道具、家を傷つけないための養生など準備をしてお伺いさせていただきました。
実際にお伺いさせていただき、現場を確認して搬出経路を確認させていただくとまさかの状況が発覚しました。。。
搬出にはベランダからしか方法が無いのですが、築年数も経っていることもありベランダの手すりがグラグラするのです( ;∀;)
このままここからロープで100キロの荷物を降ろすとなると間違いなくベランダの手すりが破壊されます。
スタッフ同士でどうすればいいか現地で緊急ミーティング。
約5分くらい他の搬出経路など様々なケースを考えた結果、手間は一番かかりますが”解体”という結論になりました。
そうと決まれば、次の現場も控えているので早速解体の準備に入りました。
現場では常に何があるかわからないのでトラックには様々な道具が準備されております。
まずはエレクトーンの周りのスペースを確保して床を傷つけないよう毛布などを敷き詰め、作業スタートしました。
まずは本体裏の板をインパクトドライバーですべてのネジを外していくことからスタートしていき、出てくるネジを全て外していき上の方から順番に各部品を取り外していきました。
基盤を止めてあるネジを外しながら、表のつまみも同時に抜いていき機械部分とエレクトーンの枠部分を仕分けしていきました。
今回のエレクトーンは当時かなり高価なものでよくあるエレクトーンにはついていないパーツも多く見られました。
人手があったこともあり、解体スタートして約40分後くらいにはほとんど枠部分のみになってきました。
ネジを外していってもなかなか外れない部品などはバールを隙間に入れて破壊しながら各部品を外していきました。
上の鍵盤部分が外れるまでは時間がかかりましたが、鍵盤部分が外れてからはすべてのネジが見えてあとはインパクトドライバーをフル活用であっという間にドアから出るサイズまで各部品が分解されました。
今回のケースは稀ですが、タンスなどの家具や、冷蔵庫など吊り下げの作業は対応できますが、万が一不都合が出た場合でも解体など様々な方法で回収させていただきますのでこの荷物どうしようと悩むことがあればご相談ください。
状況に応じて対応させていただきます。
今回の作業は名古屋市内の一軒家で2階からエレクトーンの吊り下げ作業依頼
吊り下げ箇所は中庭で中庭からトラックまでの搬出経路は約15m程とかなり大きなご自宅でした。