2016/03/16 不用品処分
不用品処分の中でも、処分に困るものの上位に必ず挙がるのが、写真です。
1、2枚なら誰でもちょっと破ってごみ箱へ、という捨て方をしたことがある方も多いでしょう。
しかし、大量の写真となるとそうはいかないという話をよく聞きます。
処分したい写真が数百枚ならまだかわいい方で、写真が好きな方や一度も写真を捨てたことがないという方だと数千枚、数万枚という方もいます。
大量の写真を前にすると途方に暮れてしまいますが、実は写真は普通に燃えるゴミとして処分することができます。
処分方法としては、ゴミ袋に入れて燃えるゴミの日に集積場に持っていくだけなので難しいことはありません。
しかし、写真の処分を難しいものにしているのは「顔が写っている」ということに尽きると思います。
自分や家族、友人の顔が透明のゴミ袋から見えたままの状態で、燃えるゴミにそのまま出すのは気が引けると考えるのは当然と言えば当然ですね。
一枚一枚破ったり、シュレッダーをかければ良いのですが、手間がかかりすぎます。
また、人の顔が写ったものを切ったり破ったりするのも気が引けるという方もいるでしょう。
解決方法としては、直接写真をそのまま捨てるのではなく、袋に入れたり紙に包んだりしてからゴミ袋に入れるという方法がおすすめです。
単純ですが手間がかからず、切ったり破ったりする必要もありません。
この時、少し注意しなければならないのは、大量に写真を捨てる場合です。
現在ほとんどの自治体では、透明または半透明のビニール袋でゴミ出しをすることになっています。
これは、きちんと分別できているかを確認するためです。
では、ちょっと想像してみてください。
まず、処分する写真を中身の見えない袋に入れてから半透明のゴミ袋に入れます。
その際、あまりにも写真を入れた袋が大きかったらどうでしょうか。
半透明のゴミ袋の中に不透明な大きな袋が入っている状態になってしまいます。
こうなると、ゴミ収集する側としては、「これは本当に燃えるゴミなのだろうか」と中身を確認せざるを得ない状況になってしまいます。
確認すれば、燃えるゴミ(写真)であることは分かりますが、見られたくないから袋に入れたのにこれでは意味がなくなってしまいますね。
こうしたことを防ぐためにも写真を燃えるゴミで出す際は、あまり大きくまとめないということが大切です。
可能であれば、何回かの燃えるゴミに分けて出すことができれば一番良いでしょう。