2021/06/26
使わなくなったマニキュア眠ってませんか?
好みが変わったり中身が固まってしまって使わなくなってしまったマニキュアはありませんか?
また使うかもしれないしそもそも捨て方もよくわからないと棚の奥底の方にそのままになっていたりします。恐らくドキッとする人も多いのではないでしょうか。かくいう私も処分方法を知らなかった時までは使わないのにもかかわらず処分方法を知らないばかりに引っ越す度、一緒に連れてきていました…。今回はマニキュアの捨て方についてご紹介します。併せて固まってしまったマニキュアを復活させる方法もお伝えできたらと思います。
マニキュアの処分方法
マニキュアが入っている小瓶はガラス製のものが多く、そのまま可燃ごみとして捨てるのは良くありません。また人によっては洗面台やトイレなどにそのまま流す人もいるかもしれません。下水道で固まってしまって詰まりの原因にもなりますのでやめましょう。自治体によって処分の方法が異なりますが今回はオーソドックスな方法をご紹介いたします。
まずは部屋の換気をよくするか外で行いましょう。マニキュアはシンナーの臭いがかなりきつく具合が悪くなる可能性もあります。少量であれど侮れませんのでしっかり換気を行いましょう。
その次に指定のごみ袋の中に布や新聞紙、紙類など、マニキュアをできる限り吸ってくれるようなものを入れます。時間が経てば固まりますがその前に袋から漏れ出さないよう注意しましょう。布や紙類の上にマニキュアを落としさかさまにして流します。この際にマニキュアはとろみがあるものが多いので中身が残ってしまう可能性があります。その場合はリムーバーや除光液を入れて溶かしてあげると良いでしょう。そうすることによって中身が綺麗に取り出すことができます。もし最初から中身が固まってしまっていて開けられない場合は温めてあげると開けやすくなります。マニキュアをはやく乾かしたい時、水につけたり冷やすといいということを聞いたことはないでしょうか。柔らかくしたいときはその逆で温めればよいのです。ご参考になれば幸いです。
残った瓶はしっかり乾かして瓶ゴミとして出しましょう。またボトルの蓋、筆部分も必要であれば分別をして処分しましょう。今時のマニキュアの小瓶はおしゃれなものも多いので小物入れにしたりして見ても良いかもしれません。
もしDIYを趣味としている方の場合は捨てずに塗装として使うこともできるのではないかなと思います。
名古屋市ではマニキュアの瓶は空きびんとして、蓋はプラ容器包装として、金属製の蓋は不燃ごみへとマネキュア一つでも分別して各資源ごとに仕分けして捨てるようになっております。
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おまけ
中身が固まってしまって使えなくなってしまったマニキュアの復活方法です。
何度か使っていると中の液体が気化したり分離したりして固まってしまいます。一般的には専用の薄め液を使うことをお勧めします。コスメコーナーにもありますし最近では100円ショップでも取り扱っていることが多く比較的安価で手に入れられます。ですが、わざわざ薄め液を買うのもな…という方には家にあるものでも応急処置できるものをご紹介します。
目薬や化粧水を入れてマニキュアと混ぜると元に戻ることがあります。混ぜる際には筆で混ぜてしまうと気泡が入りムラができてしまう可能性があるのでゆっくり揺らしたり転がしてみると良いでしょう。また目薬や化粧水を入れる際には口がボトルについてしまわないよう十分に気をつけましょう。ストローを使ったりスポイトを使ってみると目薬や化粧水の口を汚さずに入れられます。除光液を入れても元には戻りますが色が少し薄まり塗った際に色むらができやすくなってしまうこともあります。ただ、この応急処置は専用の液体ではないので物によっては劣化してしまったり化学反応を起こしてしまう可能性があります。また応急処置をする際にはマニキュアとの相性もあるかと思うので少しずつ試してやってみると良いと思います。
今後、マニキュアを固めてしまわないようにしておくには冷蔵庫保存がおススメです。マニキュアは涼しく日に当たらないところに保存しておくのが基本です。それらの条件を満たすのが実は冷蔵庫の中、というわけで且つ冷えているのでマニキュアを塗った際に乾きやすいというメリットもあります。
またボトルネックにマニキュアが残ったままだと固まってしまって開かなくなったりきちんと閉まらず固まっていってしまう可能性もあるので使うたびにきれいにしておくと良いでしょう。
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