2022/12/12 不用品処分リサイクル引越し社会問題
「進学して、自転車が要らなくなったから処分したい」「マンションにずっと自転車が放置されているが、どうすれば良いかわからない」などと不要な自転車の扱いに困るケースは割と多いものです。そこで本記事では、要らない自転車の処分方法や防犯登録の抹消についての詳細、放置自転車の処分方法などについて解説します。
自転車を処分・譲渡する際は防犯登録の抹消が必要
防犯登録とは、自転車が盗まれた場合などに持ち主を特定する目的で、購入時に行われる登録を指します。自転車を手放す際は、防犯登録を抹消する必要があります。
防犯登録を抹消できる場所やかかる費用については、以下の表をご覧ください。
抹消できる場所 | 登録した都道府県にある警察署もしくは自転車販売店 |
---|---|
かかる費用 | 無料〜330円程度 |
上記の場所に行って警官やスタッフに抹消したい旨を伝えれば、手続きを行ってくれます。費用以外に必要なものはありませんので、簡単に抹消手続きが行えます。
要らない自転車の処分方法7つ
要らない自転車の処分方法としては、以下の7つが挙げられます。
- ➀自治体に粗大ゴミとして回収してもらう
- ➁自転車販売店で処分を依頼する
- ➂自治体のゴミ処理場に持ち込む
- ④不用品回収業者を活用する
- ⑤リサイクルショップで売る
- ⑥オークションサイトで売る
- ⑦自転車買取の専門店で買い取ってもらう
➀自治体に粗大ゴミとして回収してもらう
粗大ゴミとして回収してもらう際の手順は、以下のとおりです。
- 1:電話やインターネットを通して回収の申し込みを行う
- 2:コンビニなどの店舗でゴミ処理券を購入する
- 3:自転車にゴミ処理券を貼る
- 4:指定された日付になったら収集場所に自転車を置く
かかる費用は、300〜700円程度です。自治体によって費用は異なるため、自分が住んでいる地域の処分費用をチェックしてみてください。
大きなゴミを捨てる際の手段として代表的な方法なので、安全性の高い方法で処分したい方におすすめです。なお、捨てるのに費用がかかる点には注意が必要です。
➁自転車販売店で処分を依頼する
自転車販売店で処分してもらう場合の手順は、以下のとおりです。
- 1:店に連絡して、自転車を持ち込む旨を伝える
- 2:店に自転車を持ち込む
- 3:スタッフに引き渡す
メリットは、無料で処分してもらえる場合がある点です。買い換える形で新しい自転車を購入した場合、古いものは無料で引き取ってくれるケースがあります。
有料の場合でも、1,000円程度で回収してもらえます。しかし、自分で自転車を持っていかなければならない点は注意すべきポイントだと言えるでしょう。
➂自治体のゴミ処理場に持ち込む
自治体のゴミ処理場に持ち込む場合の手順は、以下のとおりです。
- 1:電話で、ゴミ処理場に自転車を持ち込みたい旨を伝える
- 2:指定された日に自転車を持っていく
ゴミ処理場へ持ち込む場合、費用がかからないケースもあります。できるだけお金をかけずに手放したい方におすすめの方法です。
ただし自治体によっては、数百円程度の費用が発生するケースもあります。そのため処分に費用がかかるかどうかについては、電話した際に尋ねておくと良いでしょう。しかし、この方法でも自分で自転車を持っていく必要があるため、楽に手放したい方にはあまり向いていません。
④不用品回収業者を活用する
不用品回収を行ってくれる業者に依頼する方もあります。手順は以下のとおりです。
- 1:電話やLINEで問い合わせて、見積もりをしてもらう
- 2:回収日を決める
- 3:回収日当日に、業者が来たら自転車を引き渡す
業者側が自宅まで取りに来てくれるため、自分で持っていく必要がない点は大きなメリットだと言えるでしょう。かかる費用は、1,000〜3,000円程度です。
注意すべきポイントは、悪徳業者も存在する点です。悪徳業者に依頼してしまうと、「無料だと言われたのに、後から高額な費用を請求された」といったトラブルに巻き込まれるケースもあります。そのため業者の公式サイトやチラシを入念にチェックして、怪しい点がないか事前に確認するようにしましょう。
⑤リサイクルショップで売る
リサイクルショップで売る際の手順は、以下のとおりです。
- 1:リサイクルショップに自転車を持っていく
- 2:スタッフが査定して、終わるのを待つ
- 3:査定結果に納得がいったら売却する
メリットは、自転車がお金になる点です。他の方法ではお金を取られるケースも多いため、売却によってお金が手に入るのは大きな魅力だと言えるでしょう。
注意すべき点は、買取を断られるケースもある点です。ライトが点灯しなかったり、全体的なコンディションが良くなかったりする場合には、買い取ってもらえないこともあります。
また店舗買取のみを実施しているお店の場合には、自分で自転車を持ち込まねばならないため、かなりの手間がかかるでしょう。一方、出張買取や配送買取を行っているショップの場合、比較的楽に自転車を買い取ってもらえます。
⑥オークションサイトで売る
オークションサイトで売る手順は、以下のとおりです。
- 1:オークションサイトに登録する
- 2:自転車の写真を撮り、商品状態を記入して出品する
- 3:落札され次第発送を行う
- 4:到着が確認できたら取引完了
オークションサイトもリサイクルショップと同様に、不要な自転車をお金に変えられるメリットがあります。特に電動自転車のような人気の高いものの場合、高い価格で買い取ってもらえるケースもあるでしょう。
注意点は、出品や配送を雑に行うとクレームにつながりかねない点です。例えば、自転車に傷がある旨を出品ページに記載しなかったり、雑に梱包して配送中に傷がついたりした場合、クレームがくるケースもあります。場合によっては返品や返金を求められるケースもあるため、注意しましょう。
⑦自転車買取の専門店で買い取ってもらう
自転車買取を専門としている業者に買い取ってもらう方法もあります。手順は、以下のとおりです。
- 1:電話や公式サイトで買取の申し込みを行う
- 2:店舗を訪れる
- 3:スタッフによる査定を待つ
- 4:金額に納得がいったら売却する
この方法でも、買取によってお金がもらえるメリットがあります。上記の手順は店舗で買取を行ってもらう流れですが、出張買取や宅配買取を行ってもらえる場合には気軽に手放せる魅力もあります。
しかし、店舗買取の場合には自分で自転車を持っていく必要がある点には注意が必要です。またリサイクルショップと同様に、状態が良くない自転車は買い取ってもらえないケースもあります。
放置自転車の処分はどうする?
マンションなどに自転車が放置されている場合は、警告を行ってから撤去するようにしましょう。放置自転車の中には、不法投棄されているわけではなく、住んでいる方が自転車にステッカーを貼り忘れているだけのケースなどもあります。トラブルになるのを防ぐために、撤去前にチラシや掲示板などを用いて、事前に警告しておくようにしてください。
警告を行っても所有者が現れなかった場合は、粗大ゴミとして処分したり、業者に依頼して処分してもらったりできます。処分にかかる費用は、マンションの管理費から賄われるケースがほとんどです。
まとめ
不要な自転車は防犯登録の抹消を行ったうえで、粗大ゴミをして回収したり、リサイクルショップやオークションサイトなどを利用したりして処分しましょう。
「GoodService」は、名古屋・岐阜全域に対応している不用品回収業者です。国内だけでなく海外にも販売経路を確保しているため、リサイクル活動をしっかり実施しています。
また可能な限りのリサイクル活動を行っていますので、他社よりも回収にかかる費用を抑えやすい強みがあります。自転車を処分したい方は、ぜひ一度ご相談ください。