コロナ禍での孤独死による遺品整理
生前整理・遺品整理
- 作業時間
5時間
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見積もり金額 | 220000円 |
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買取り金額 | 90000円 | |
実際の金額 | 130000円 |
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見積もり金額 | 220000円 |
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買取り金額 | 90000円 | |
実際の金額 | 130000円 |
不動産管理会社様からのご依頼で、賃貸物件にお住いの方がお部屋でお亡くなりになり、外国人の方で保証人などもいないなどの理由から管理会社様主導で遺品整理のご依頼がありました。
お部屋で発見されたという事ですが、発見が早かったので腐敗している状況などなく臭いなども何もない状況でした。
予想してない急死だったようで、お部屋の中は今でも生活している雰囲気がそのままで孤独死の特徴的である、時間だけ止まってしまったような感じでした。
※一部画像を加工しております。
現在コロナの感染が増えている状況の中で、お亡くなりになられた理由が特にわからない状況での孤独死の遺品整理の作業はスタッフへの感染を考慮し万が一のことを考えて遺品整理作業の前に除菌作業をしてから作業をするようにしております。
仕分けや搬出の際にはスタッフが手袋をはめてですが、家具や家電などの全ての荷物を触れての作業になりますので、部屋のなかの手の届きそうな箇所には薬剤を専用噴霧器により部屋中まんべんなく噴霧していきます。
噴霧薬剤には主に次亜塩素酸水系の薬剤を噴霧しており、清拭が必要な箇所に加速化過酸化水素系の薬剤を使用しております。
通常の遺品整理では特に指定が無い限り除菌作業などは無く作業を進めるのですが、コロナ禍になってからはこの作業のひと手間が大きな負担になっております。
ただ防御のためには欠かせない作業になってまいります。
全体の噴霧作業が終了してからいよいよお部屋の中の整理の開始となります。
お住いになられた故人様はおそらく急死で、お部屋の中の荷物はそのままの状態でしたので、棚の中や押入れの中には荷物がぎっしりと今にも生活が始まりそうな状態で詰まっておりました。
家具を運び出すにも中の荷物を空にしなければ搬出できませんので、仕分けの段ボールと袋を準備して玄関先から順番に仕分け、搬出を繰り返していきます。
作業の中で故人様の貴重品系は必ずでできますので仕分けをして管理会社様へ確認していただき作業終了となります。
普段でしたら4時間程度で終わる作業でしたが、作業前の薬剤噴霧の作業で約1時間程度余分にかかり5時間程度で作業終了となりました。
孤独死での遺品整理は普通の遺品整理より気を使うことが多くありますが、それに加えて今のコロナの時代の中で死因が分からない孤独死の場合は故人の方の思い、コロナウイルスによる身の危険という観点で作業する側の気持ちは通常業務よりさらに負担になっている現状がございます。
早くコロナから解放されることを祈ります。
名古屋市中区 T様