2025/07/17
処分方法に悩むもののひとつが「マットレス」です。
サイズが大きく重たい上に、自治体のルールも分かりづらいため、ついつい後回しにしてしまいがちです。
ここでは、できるだけラクに、できれば安くマットレスを処分する方法を詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。
マットレスの処分方法4選|それぞれの特徴と選び方
マットレスは、多くの自治体で「粗大ゴミ」として処分することが可能です。また、民間の不用品回収業者でもマットレスの回収を扱っているケースが多くあります。最近ではフリマアプリを活用したり、新品購入時の下取りサービスを利用したりと、さまざまな方法が選べます。
ここでは、代表的な4つのマットレスの処分方法について、それぞれの特徴やメリット・注意点を詳しく解説します。
① 不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼すれば、マットレスの運び出しから回収までをすべて任せられるため、非常にスムーズです。特に、マットレスが2階以上の部屋にある場合や、一人では重くて動かせない場合には大きなメリットがあります。
また、即日回収に対応している業者もあり、「今すぐ処分したい」という場合にもおすすめの方法です。
ただし、料金は自治体回収よりも高めです。また、無許可の業者や、見積もりなしで作業を始めるような業者はトラブルのもとになります。事前に見積もりを確認し取り、信頼できる業者かどうかを確認することが重要です。
② 粗大ゴミとして自治体に出す
マットレスを自治体の粗大ゴミとして処分する方法は、もっとも費用を抑えられる手段のひとつです。申し込みから収集日までの手順は自治体によって異なりますが、一般的には500円〜2,000円ほどの処理手数料で済む場合が多く、安心して利用できます。
不法投棄などのトラブルに巻き込まれにくいことも、自治体回収のメリットです。
ただし、回収場所までの搬出は自力で行う必要があります。階段のある集合住宅などでは、運び出しに苦労するケースもありますので、体力や環境に応じて不用品回収業者との比較検討が必要です。
また、スプリング入りのマットレスは自治体によって回収不可な場合もあるため、必ず事前に確認しましょう。
③ フリマアプリやネットオークションで売る
マットレスを「処分」ではなく「販売」するという方法もあります。フリマアプリやネットオークションを活用すれば、費用をかけず、むしろちょっとした収入になる可能性もあります。
ただし、出品の際には以下の点に注意が必要です。
・マットレスは大きいため梱包・発送が大変
・配送料が高額になりやすい
・衛生面の不安から買い手がつきにくいこともある
そのため、「直接引き取り限定」での出品や、「ほぼ未使用の状態」に限って販売するのが現実的です。赤字にならない価格設定と、梱包・搬出の手間を考慮したうえで判断しましょう。
④ 新品購入時の下取り・引き取りサービスを利用する
マットレスを買い替える場合、家具店や通販サイトでの「下取り」または「引き取りサービス」を利用する事が出来る場合があります。
新しいマットレスやベッドの配送時に、古いマットレスを同時に引き取ってくれるサービスを提供しています。運び出しも任せられるため、処分の手間がかかりません。
ただし、以下の点に注意しましょう:
・下取り対象外のサイズ・状態がある
・引き取り料金がかかる店舗もある
・無料サービスは「同時購入」が条件の場合が多い
購入予定の店舗で「下取りの有無」「料金の有無」「対象商品の条件」などを事前に確認することが大切です。
費用がかかる販売店の場合、下取り費用が業者や自治体の回収を上回るケースがあります。下取りの利用は、業者の見積りや自治体の回収費用の確認と並行して検討することが大切です。
マットレスの種類によって処理方法は違う
マットレスの処分方法は、「スプリング入りかどうか」によって大きく異なります。
スプリングが入っているマットレスは、自治体での回収が難しい場合があり、処理の選択肢が限られるため注意が必要です。
ここでは、スプリングあり/なしの2つのタイプに分けて、それぞれの処分方法を解説します。
スプリングありの場合
スプリング入りマットレス(ボンネルコイルやポケットコイルなど)は、多くの自治体で「処理困難物」に分類されており、粗大ゴミとして回収できないケースが少なくありません。また、自治体によっては「スプリング部分を解体・分別してください」と案内されることもありますが、これは現実的には非常に困難です。
例:名古屋市では、スプリング入りマットレスも粗大ゴミとして1,000円で回収可能。自治体ごとにルールが異なるため、事前に確認が必要です。
さらに、中古マットレスは衛生面の問題から需要がほとんどなく、フリマアプリでの販売も現実的ではありません。配送料や梱包の手間も高くつくため、おすすめできません。
こうした理由から、スプリングマットレスの処分には、不用品回収業者への依頼がもっとも現実的で簡単な方法といえるでしょう。
なお、スプリング入りマットレスの自力解体は非推奨です。専用工具が必要なうえ、金属バネで手をケガするリスクもあるため、安全面でもおすすめできません。
スプリングなしの場合
スプリングが入っていないマットレス(ウレタン、低反発、折りたたみ式など)であれば、処分の選択肢は一気に広がります。
不用品回収業者や粗大ゴミ回収に出せるほか、自分で解体して可燃・不燃ゴミとして分別することも可能です。
ウレタン素材などはカッターで切り分けやすく、複数回に分けて一般ゴミとして出せる地域もあります。
処分費用をなるべく抑えたい方にとっては、自力解体による処分も検討に値する方法といえるでしょう。
ただし、ある程度の手間と時間は必要なので、無理のない範囲で進めることが大切です。
また、粗大ゴミとして出す場合は、自治体の収集時間にあわせて搬出する必要があります。自分の都合で回収してほしい場合には、不用品回収業者の利用や、新品購入時の引き取りサービスとの併用も検討するとよいでしょう。
【おすすめ】マットレスの処分は不用品回収業者が最も便利な理由
これまで、マットレスの処分方法として、自治体の粗大ゴミ回収やフリマサイトでの販売、買い替え時の下取りサービスなどをご紹介してきました。その中でも、特におすすめなのが「不用品回収業者に依頼する方法」です。
処分費用は多少かかるものの、手間をかけずにスムーズに処分したい方や、安全かつ確実な処分を求める方にとって、最も現実的な選択肢といえるでしょう。
ここでは、不用品回収業者がマットレス処分に適している理由を3つの観点からご紹介します。
マットレスの種類を気にしなくてよい
前述した通り、マットレスの処分方法はスプリングの有無によって異なります。自治体の回収を利用する場合、自身のマットレスが回収対象になるか否かを把握する必要があります。
またウォーターマットレスに代表されるマイナーな種類の場合、処分可否の判断をつける手間はさらに増えることが予想できるでしょう。
一方、不用品回収業者であれば、マットレスの種類を問わず処分依頼が可能です。
特にスプリングありとなしのマットレス両方を処分したい場合、まとめて回収を依頼できることは大きなメリットです。
手間がかからない(配送など)
大きなマットレスの処分の場合大変なのが「運び出し」です。自治体回収やフリマサイトでは、指定の場所や日時に自力で運ぶ必要があります。また、自治体によってはサイズの申告や粗大ゴミシールの購入といった面倒な手続きも発生します。
不用品回収業者であれば、運び出しから搬送までをすべてお任せできるため、自分は立ち会うだけで済みます。時間のない方や力仕事が難しい方にとって、これは大きなメリットです。
さらに、即日回収や日時指定にも対応している業者が多いため、「早く片付けたい」「引越し前にまとめて処分したい」というニーズにも柔軟に応えてくれます。
お金をもらえる場合がある
一般的に中古のマットレスは需要が少なく、フリマサイトで売るのも難しい傾向にあります。しかし、有名ブランドの高級マットレスで使用年数が短いものの場合は、回収業者が買い取りに応じてくれるケースもあります。
適切な価格で買い取ってもらうには、マットレスのメーカーや状態をきちんと見極める知識が必要です。
フリマアプリなどで売却を検討している方は、一度業者に査定を依頼してみると良いでしょう。不用品回収業者であれば、梱包の手間や売れるまでの時間を省きながら、適正な相場価格で引き取ってもらえます。
グッドサービスの場合
グッドサービスでは、シングルサイズからキングサイズまで、あらゆる種類のマットレスを回収対応しています。ウォーターベッドや介護用ベッドなどの特殊タイプもご相談可能ですので、「こんなマットレスでも回収できるの?」と迷ったら、まずはお気軽にお問い合わせください。
また、高級ブランドであれば状態によっては買取対応も実施しています。たとえば、シモンズやシーリーなどの高級ブランドであれば、買取対象となる可能性があります。
また、即日回収・日時指定・搬出作業込みで対応可能ですので、急ぎで処分したい方や大型家具の搬出が難しい方にも安心してご利用いただけます。
愛知、岐阜、三重でマットレスの処分にお困りの際は、グッドサービスまでお気軽にご相談ください。
まとめ
マットレスは、大きくて重く、処分に費用や手間がかかりやすい不用品の一つです。スプリングの有無や種類によって処分方法が異なるため、あらかじめ自分のマットレスの状態を確認し、最適な方法を選ぶことが大切です。
・自治体回収:費用を抑えたい方におすすめ
・フリマアプリ:状態が良く、梱包・発送ができる場合に有効
・下取りサービス:買い替えのタイミングならお得
・不用品回収業者:手間なく、まとめて処分したい方に最適
中でも不用品回収業者は、どんな種類のマットレスにも柔軟に対応でき、搬出もお任せできるため非常に便利です。