2025/07/11
小学校への入学をきっかけに、多くのご家庭で購入するのが「学習机」。
長年使い続けている方でも、子どもが大学を卒業し独り立ちをする頃には、使われることもなく、ただ場所を取る“大きな家具”となってしまっているケースも多いのではないでしょうか。
とはいえ、学習机は壊れにくく、サイズも大きいため、いざ処分しようと思っても手間や費用がかかるのが悩みどころです。
この記事では、学習机を処分するベストタイミング、処分方法の種類と費用感、処分する際の注意点についてわかりやすく解説します。
学習机を処分するタイミングはいつ?
学習机を手放すタイミングは、ご家庭によって異なりますが、多くの場合は以下のような節目が目安になります。
・中学・高校・大学などの進学のタイミング
・就職や一人暮らしなどで実家を出るとき
・部屋の模様替えや家具の入れ替えを考えたとき
学習机は、故障して使えなくなることが少ないため、「壊れたから捨てる」よりも、「使わなくなったから手放す」ことのほうが多い家具です。
さらに、学習机は形状が特殊で、ほかの家具の代用になりづらいため、使わないのに場所だけ取ってしまうという悩みもあります。
お子さんが学習机を使わなくなったと感じたときが、処分のベストタイミングといえるでしょう。
学習机を大人になってからも使い続けるのはあり?
もちろん、学習机を大人が使い続けることは可能です。もともと勉強や作業に適した設計のため、在宅ワーク用のデスクや趣味の作業机として使うのも良い方法です。
ただし、以下の点も考慮しましょう。
・デザインやサイズがライフスタイルに合わない
・収納スペースの使い勝手が悪く感じる
・インテリアとのミスマッチが気になる
ライフスタイルの変化に合わせて、処分や買い替えを検討することも、無理のない暮らしづくりの一歩です。
学習机を処分する7つの方法|安く・手軽に片づけるコツも解説
学習机を処分する方法は、大きく分けて7つあります。
「安く捨てたい」「手間をかけたくない」「誰かに使ってほしい」など、目的によって選ぶ方法は異なります。
それぞれの特徴を比較し、自分に合った処分方法を見つけましょう。
➀不用品回収の業者に依頼する
不用品回収業者に依頼すると、学習机を処分できます。学習机は重量があるので、一人では運び出すのが大変ですが、業者に依頼すれば、あっという間に運び出しが完了します。ただし、ただし、料金が不明瞭な業者や悪質な回収業者には注意が必要です。口コミやホームページで事前に確認しましょう。
<メリット>
・椅子やライトもまとめて引き取ってくれる
・即日回収など、依頼から回収までのスピードが早い
<デメリット>
・無料といいながら、高い費用を請求するところがある
・自治体の粗大ゴミに出すよりも高い費用がかかる
②粗大ゴミとして処分する
学習机は、粗大ゴミとして処分することも、可能です。粗大ゴミの出し方は、各自治体によって異なります。居住する自治体のホームページを見れば、詳しい内容が記載されています。粗大ゴミを出す前には、チェックしましょう。事前に申込みが必要な場合が多く、収集日も限られていますが、費用を抑えて処分したい方にはぴったりです。
<メリット>
・自治体が回収してくれるので安心
・安く処分できる
<デメリット>
・回収日が決まっているため都合の良い時にあわせるのが難しい
・指定された場所まで運ぶ必要がある
③解体して一般ゴミとして処分する
学習机を自分で解体すれば、燃えるゴミや不燃ゴミとして出せる場合もあります。自治体の分別ルールを確認した上で行えば、ほぼ無料で処分可能です。
<メリット>
・費用をかけずに処分できる
・普段のゴミ出しの延長で対応できる
<デメリット>
・解体に手間と時間がかかる
・工具や手袋などの準備が必要
④リサイクルショップの買取に出す
状態が良い学習机は、リサイクルショップに買取してもらえることもあります。
学習机が不要になったからといって、解体して廃棄したり、粗大ゴミに出したりするのは、気が引ける人もいるでしょう。そんな人は、リサイクルショップの買取に出せば、必要な人が買取って、大切に使ってくれます。
<メリット>
・お金になる可能性がある
・必要な人に再利用してもらえる
<デメリット>
・安い金額又は買取不可の場合もある
・自分でリサイクルショップに持ち込む手間がある
⑤買い替え時に家具引き取りサービスを利用する
新しい学習机やデスクを購入する際、古い学習机を引き取ってもらえるサービスを実施している店舗もあります。
ただし、どんな家具を購入しても、不要な家具を処分してくれるわけではありません。家具量販店や通販サイトでの購入時にオプションとして追加できることが多いので確認しましょう。
<メリット>
・新しい学習机を購入すれば、引き取りサービスを利用できる
・不要な学習机を運び出してくれる
<デメリット>
・3,000円程度の費用がかかる場合が多い
・新しい学習机を購入しないと、古い学習机を引き取ってくれない場合が多い
⑥寄付や知人に譲る
まだ使える学習机は、福祉施設や支援団体への寄付、または知人に譲るという選択肢もあります。「捨てるにはもったいない」と感じる方におすすめです。
<メリット>
・処分費用がかからない
・必要な人に使ってもらえる
<デメリット>
・汚れや傷を清掃しておく必要あり
・引き渡し時にどちらが運び出しをするかなど、トラブルが起きる可能性がある
⑦フリマアプリなどで売る
学習机は、フリマアプリやネットオークションで売却することもできます。ただし、売れるのは状態がいいものです。すべての学習机が売れるわけではありません。
<メリット>
・状態が良ければ高値で売れることも
・必要な人に利用してもらえる
<デメリット>
・購入希望者が見つかるまで時間がかかることがある
・机の配送でトラブルが起きる場合がある
結局、学習机を安く処分する方法は?
できるだけお金をかけずに学習机を処分したいなら、自治体のルールに従って「解体して一般ゴミとして出す方法」が最も安く済みます。多くの自治体では、学習机を細かく分解して、可燃ごみや不燃ごみとして出すことが可能です。事前に自治体のホームページなどで確認しておけば、無料またはごく少額での処分が可能になります。
また、ほかにも不要な家具や家電がある場合は、不用品回収業者にまとめて依頼することで、回収効率が上がり、費用が抑えられることもあります。
学習机を処分する際の注意点
学習机を処分する際の注意点が、3つあります。
・自治体の処分ルールを守る
・違法な不用品回収業者を選ばないように注意
・処分が「もったいない」と感じるなら寄付を検討する
それぞれの注意点について見ていきましょう。
➀自治体の処分ルールを守る
自治体によって、学習机の処分方法は異なります。「粗大ごみとして有料で回収」「解体すれば一般ごみで無料」など、自治体によって条件が異なるため、居住地の自治体ホームページで最新情報を確認しましょう。
不適切な出し方をすると、回収されずに放置されたり、罰則が課される可能性もあるため注意が必要です。
②違法な不用品回収業者を選ばないように注意
「無料回収」「激安」などの甘い言葉で集客し、高額請求や不法投棄をする悪質な業者も存在します。
以下のポイントを押さえて、信頼できる回収業者を選びましょう。
・許可を得ているか
・料金が明確に提示されているか
・口コミや評判が良いか
・事務所や連絡先が明記されているか
・見積りを正式に出してくれるか
「安さ」だけで選ばず、安心・信頼できる業者かを重視することが大切です。
③処分が「もったいない」と感じるなら寄付を検討する
処分がもったいないと感じるなら、寄付も検討してみましょう。必要な人に寄付することや、知人に譲る選択肢もあります。
学習机は高価なものですので、不要になったからといってまだ十分使える状態であれば、捨てるのは、もったいないと感じる人も多いでしょう。「使わないけど、捨てるのはもったいない」と感じる方には、手放すことで誰かの役に立つ選択肢もおすすめです。
まとめ|学習机の処分は、目的に合わせて最適な方法を選ぼう
学習机の処分は、大きさや重さがネックとなり、どう処分すればよいか迷う方も多いですが、目的や状況に合った方法を選びましょう。
処分方法には以下の7つがあります。
・不用品回収の業者に依頼する
・粗大ゴミとして処分する
・解体して一般ゴミとして処分する
・リサイクルショップの買取を依頼する
・家具の買い替え時に引き取りサービスを利用する
・寄付や知人に譲る
・フリマアプリなどで売る
中でも、売却が難しい学習机の場合は「解体して一般ゴミとして出す」方法がもっとも費用を抑えられる手段です。
但し2階にあって自分達では搬出が難しいなどの場合もあるでしょう。そんなときは、信頼できる不用品回収業者に依頼するのもひとつの選択肢です。
名古屋市内・愛知・岐阜・三重で学習机の処分にお困りでしたら、「グッドサービス」にご相談ください。長年のプロが、丁寧に対応させていただきます。
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