2018/08/30 不用品回収
引越しや家具の買い替えなどで必ず面倒になってくるのは今まで使用していた家具の処分です。
新しい家具選びをしている最中はデザインや部屋の雰囲気に合うかなどに気が取られて現在ある家具の処分を考える方はまだあまりいないかと思います。
いざ引っ越しが決まったり新しい家具が来る日が決まると、さて処分する家具をどうしようと考え始めます。
家具を処分する方法
・自治体の粗大ごみ収集日に合わせて粗大ごみを収集してもらう
まず家具処分と考えると粗大ごみとイメージされる方が多いかと思います。
大きなタンスなどはトラックをお持ちの家庭でない限りご自身でどこかに運ぶことはまず難しいかと思います。
お住いの市町村の規定がありますので、役所のホームページをお調べいただくことが必要ですが、仮に名古屋市では収集の希望のお日にちの10日前までにお電話かインターネットにてご連絡をしてお申込みしていただき、粗大ごみ処理の手数料(粗大ごみシール)を事前にご購入して収集場所までお出しいただくという形となります。
メリット
手数料が1点500円~1000円程度と料金が安く済む
トラックなどお持ちでない方でも処分可能
デメリット
事前予約が必須なので急ぎの回収が難しい。
家の外までご自身で出さないといけないので大型家具の場合は動かすことができないことがある。
1度の申し込みで5点程度までと制限がある。
・自治体の粗大ごみ処理場にご自身で持ち込む
ご自身で家具を運ぶことができる方はこの方法が一番手間と費用を考えると効率がよいかと思います。
事前にお住いの役所の環境課などにご連絡していただき、持ち込みの処分場への許可などをいただき、ご自身で家具などを処分場へ運んで処理してもらいいます。
各自治体によって申し込み方法や粗大ごみの確認など色々方法はありますので役所にお問い合わせして確認してください。
メリット
自治体により異なりますが、10㎏100円前後となにより料金が安い。
事前予約や申し込みなどは必要ですが、自分のタイミングで持ち込みができる。
デメリット
家具の処分だとトラックなど荷物を運べる車が必要。
移動は自分で行うので男手が2人は必要。
お住いの家族でしか搬入できない。(搬入に業者は利用できない)
処分場まで遠方の場合が多く時間がかかる場合が多い。
・家具を解体して一般ごみとして処分する
ご存じない方も多いのですが、各自治体の一般ごみの定義として指定袋に入るものなら一般可燃ごみとして処理できるものが多いのです。
例えばタンスなどの家具はタンスのままでは粗大ごみとしての処理しかできませんが、袋に入るサイズまで解体してしまえば細かな木材として一般の可燃の家庭ごみとして捨てることもできるのです。
メリット
地域指定の日に一般の可燃ごみとしてとして出すので無料で回収してもらえる。
デメリット
家具を解体するのにのこぎりやバールなど専用の道具が必要。
解体する場所、手間と時間がかかる。
一般ごみに出せる量も限られているので一度の多くの処分はできない。
・家具の買い替えの場合は引き取りサービスをご利用いただく
家具を買い替えなどの際に家具購入1点につき1点無料引き取りサービスを行っている家具販売店もございます。
同じ商品を購入するのでしたら無料引き取りサービスを提供している販売店から購入すると家具の納品と引き換えに引き取りまで行っていただけるので効率よいサービスです。
色々な諸条件などございますが、ベルメゾンさんやディノスさんなので購入すると無料引き取りサービスを利用できます。
メリット
家具の搬入時期と同時期なのでタイミングよく回収していただける。
家の中から業者の方が搬出してくれる。
デメリット
家具の購入点数分しか引き取りを行ってくれない。
購入商品によっては無料引き取りを行ってくれない。
・フリマアプリなどを利用して貰い手を探す
メルカリやジモティなど近年、個人間の取引を行えるようなアプリが多く出てきております。メルカリ・ジモティ・ヤフオク・ラクマなどを利用して廃棄しようとしている家具の買手や貰い手を探して引き取りをしていただけることもできます。
メリット
無料アプリ(サイト)なので費用がかからずに貰い手(買い手)を探せる。
引き取りに来てくれる場合が多い。
思わぬ金額(売上)になる場合もある。
デメリット
個人間のやり取りなので、個人情報が他人に知られる。
貰い手や買手が決まるまでに時間がかかるので期間に余裕がないとできない。
出品の手間がかかる。
家具などのサイズにより配送できない場合もある。
・海外輸出などをしている業者へ寄付をする
まだ使える家具だけど国内では販売できないから買取もしていただけない。
そんな家具は日本には山ほどあると思います。
日本には需要が無くても海外では活躍できる家具は多数ありますので、中古家具などを輸出している業者へ持ち込みをすると無料で引き取りをしてくれる場合もございます。
名古屋市近郊で言うと小牧市や弥富市、みよし市などに店舗を構えるリサイクルショップのキンブルなどは国内ではなかなか再販が難しいような家具でも買取してくれたりする場合も多くあります。
弊社のグループ会社のREトレーディング(電話番号:052-508-6128)でも種類や状態には寄りますが、タンスなどの家具の引き取りは行っております。
メリット
無料か買取で引き取りをしてくれるので費用がかからない。
大切に使用していた家具を再利用してもらえる。
家具以外の物も引き取りしてくれる場合もある。
デメリット
基本的に持ち込みが必須なので、自分たちで運ばないといけない。
家具の品質や状態に制限があるので断られる場合もある。
・回収業者へ依頼をする
「引越しの日まで時間が無い」や、「あまりにも不用品の量が多くてどうしたらいいかわからない」などとお困りの方は業者のサービスを利用されることが一番良いでしょう。
専用のスタッフが自宅へきて家の中からの搬出から全て行ってくれるので見ているだけで家具の撤去があっという間に終わってしまいます。
業者によっては買取サービスも同時に行ってくれたり、掃除やゴミ屋敷状態になっているお部屋の片づけまで行ってくれる会社もありますので、どんなサービスがある会社かよく調べてお願いするとすごく便利です。
メリット
日時の融通が利き、急ぎの場合でも対応していただけるケースもよくある。
土日、祝日も対応可能。
面倒な手続きが必要なく、電話一本で解決してくれる。
デメリット
ぼったくり業者に合う危険性がある。
自分で粗大ごみとして自治体のサービスを利用するより料金が高い。
業者が多くあるので、業者選びが大変。
このように家具を処分するだけでも様々な方法がございますので今ご自身の置かれている状況に合わせてお得に楽に家具の処分する方法を選択できれば一番損がなく処理できるのではないかと思います。