名古屋市守山区にて空き家の残置物仕分け回収作業

この度は弊社ホームページよりブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

今回ご紹介させていただきます片付けのご依頼は名古屋市守山区にありますとある一軒家の片付け作業です。

こちらの建物は平屋の一軒家ですが、当分空き家になっていたとこのことです。

庭になっている部分は防草シートの上から草が生い茂って、心無い人にゴミなどを不法投棄されているような状態でした。

玄関も鍵が開かないので勝手口から入ります。

勝手口を入ると台所でした。

台所に自転車があります。ここには人は住んでいなかったんだなということを物語っています。

収納内などに多少の物があるものの、そう多くはありませんでしたので片づけて家具も搬出します。

台所作業後です。なぜかシンクが2セットあります。

玄関の様子です。

エアコンの室外機、ストーブなどがあり玄関としての機能を果たせていない状態でした。

正面の鍵が開きませんでしたので、玄関に置いてあるにも関わらず、勝手口まで遠回りして搬出しました。

余談ですが、作業の後半に鍵が開きました。

玄関から勝手口につながる廊下です。テレビや冷蔵庫などあります。

棚の中は空でしたので出すだけです。

奥の和室です。

写真を撮ったのはお昼間ですが、雨戸が外せないので暗い感じになってます。

年代物のタンスと長持があります。

長持。知らない人も多いかもしれません。

私もこの仕事をしていなければ知らなかったであろう収納家具です。

某RPGの宝箱を横長にしたようなフォルムをしていますが、中に入っているのはたいてい布団系です。

あまり室内に置いてあることはない気がします。

蔵の中や屋根裏にあるイメージです。

実際、室内に置いてあるととても邪魔になりそうです。

中は空洞なのでそんなに重くはないですが、搬出が大変だったり、トラック内でとても容積を食います。

すっきりしました。

さて、いろいろと紹介してきましたが今回の作業のメインどころです。

アリさんマークの引越社の段ボールがたくさんあります。

もともとこちらに住む予定だった方が引っ越しをしてきたものの、住む前に入院をしてそれきりになってしまったそうで、

引越の荷物が運び込まれたままになっていました。

この荷物を右から左に捨ててしまうのは簡単ですが、ご親族も中を知らないということで今回はお客様と一緒に仕分け作業をしていきました。

ひとつひとつ開梱して、中を一緒に確認します。

貴重品や有価物がないかを確認しながら分別していきます。

日用品や衣類、雑貨類などあるなか、現金、お写真、贈答品、骨董品などなんでも入ってました。

現金はお客様にお返しして、贈答品や使えそうな雑貨などは一部お客様がお持ち帰りになり、その他は海外への輸出用雑貨としてリサイクルさせていただきました。

お客様も根気よくお付き合いいただきまして、すべての段ボールの中を確認して、必要なものはお返しして他は回収しました。

外の不法投棄のゴミも片づけました。

運び出すだけなら半日かからない作業でしたが、しっかり仕分けさせていただいて、6時間程度の作業となりました。

 

担当　黒谷