名古屋市瑞穂区にてワンルームのゴミ屋敷片付け

今回は瑞穂区のとあるマンションの一室の片付け作業です。

間取りはワンルームなのですが、室内はいわゆるゴミ屋敷状態になっていました。

この仕事をやらせていただいていますと、ゴミ屋敷というワードにしばしば出会うことがあります。

時にはお客様から「ウチがゴミ屋敷なんです」といった感じでご相談いただくこともあるのですが、

この「ゴミ屋敷」というのも人によって基準がさまざまで、ゴミ屋敷と聞いて心の準備をして伺ったら、全然大したことがなかったり、

確かに物は多いけれど、いわゆるゴミ屋敷ではないことも多いです。

なんとなくですがご自身で「ゴミ屋敷」だと申告される方に限って、全然そんなことはないことが多いような気がします。

普段きれいにされている方ほど「散らかっている」と感じるまでの閾値が低いのでしょうね。

逆に本当にゴミ屋敷にお住まいの方は存外どうということないという顔をされていたりします。

ちなみに、余談ではありますが、私たちスタッフの中での話ですが、単に物がめちゃくちゃ多くて足の踏み場もないような部屋のことをゴミ屋敷と区別してモノ屋敷といった呼び方をすることもあります。

さて、今回はこのようなお部屋です。

私がこのようなゴミ屋敷を担当することになった場合、見るべきポイントがいくつかあります。

まずは、どれくらいの物量かを見ます。

このようなお部屋の場合、ベッドがいくつあって、食器棚の中に食器がこれくれいあって、といった見積もりをすることはあまりなく、

メジャーを使って、ざっくり体積を測ります。

そして、重要なのがふんわり度合いです。

ゴミを部屋の中に貯めた状態で生活しているということはその上に乗って過ごしているというわけで、上で寝転がったり歩いたりする度にどんどんと踏み固められて、層のようになっていきます。

なので、手を山の中に突っ込んでどのくらい踏み固められているか、分別時に圧縮されたゴミがどのくらい展開するだろうかということを見定めます。

今回のお部屋は幸いそこまでの堅い層にはなっておらず、少々手の入る隙間ができる程度のふんわり具合でした。

他には喫煙者かどうかも重要です。

経験上、こういったお部屋に住んでいる方は喫煙者の確立が高い気がしますが、

喫煙者の場合、ライターやマッチが紛れていることを考慮して分別をしなければなりません。

ほとんどはリサイクルもできないゴミばかりなので分別は簡単なのですが、ライターなどの危険物が入っている可能性があれば、ぞんざいに分別するわけにはいきません。

今回は喫煙者の方でしたので、分別はある程度しっかりやらなければなりません。

そのようなことを考慮しつつ作業を行っていきます。

作業自体は単純な作業ですが、なにぶん量が多いので黙々と作業を続けます。

一部床が見えてきましたが大きくは変わりません。

さらに作業を続けます。

入り口はかなり片付きました。

中はだいぶ減ってはいるのですが、写真ではわかりにくいです。

ワンルームの部屋ですが、おじさんが5,6人入っているのでぎゅうぎゅうです。

ラストスパートです。

終日ではありませんが、2日間かかって作業完了しました。

担当　黒谷

名古屋市瑞穂区