ヒヤリハット(ひやりはっと)
目次
ヒヤリハットって何?
何語?何が語源?と思われる人もいるかもしれません。
まずヒヤリハットとは大事にはならなかったものの、もうすぐで大惨事、事故になったかもしれない寸前の状況のことです。
語源としては
すんでのところで大怪我をするところだったとわかり「ヒヤリ」とした、「ハット」したのそれぞれ「ヒヤリ」「ハット」です。
このヒヤリハットをそのままにせずすぐに報告することが大切です。
そのままにしてしまうと他の人も危険な目に遭ったり最悪本当に事故が起こってしまう可能性もあります。
何が起きたのか、原因が何だったのか、どう改善すればいいか、を考え周りと共有することでヒヤリハットが減り、より安全に作業、対応をすることができます。
ヒヤリハットの例
・状況
トラックの荷台にて荷物を降ろしていたところ、バランスを崩して転倒しそうになった。
・原因
どのくらい危険だったのか共有されておらず、また教育の仕方も不十分であった。
慣れれば転倒しないではなく転倒しないようにするにはどうすればいいか教育するべきであった。
慣れても転倒してしまうときには転倒するため、実際怪我を負ってしまう前に改善することが必要。
・改善
トラック内で作業がしやすいよう整理整頓を行い、つまづくような環境を作らない。
作業をする際にはヘルメットを被り怪我を防止する。
柔軟性に長けた靴や安全靴を履き、動きやすいようにする。
作業をする際には平面な場所で行い、トラックが動かないよう必ず輪留めをする。
改善をするにも各々が気を付けるでは状況にもよりますがあまり好ましくありません。
環境を変える、新しくする、などヒヤリハットが起こらないような状況にしていくとよりよいでしょう。
また、ヒヤリハットを報告された際には責めないことが一番です。
もしかすると当人の確認不足、注意散漫さがあったかもしれません。
報告した人でなくても今後そのヒヤリハットが起こった可能性があり、また誰しも小さなミスを起こしてしまうことはあります。
責めずにヒヤリハットが起こったことに焦点を当てましょう。