ハウスダスト(はうすだすと)
目次
ハウスダストとは?
「ハウスダスト」、よく聞きますが実際何がハウスダストなのか知っていますか?
埃と何が違うんだろう、と思う方もいるかと思います。
ハウスダストとはヒトの皮膚や花粉、土、繊維、カビ、最近、ダニの死骸などの混合物を示します。
髪の毛など目では見にくい1ミリ以下のものを主に指します。
埃と違って家の中にある肉眼では見にくいものをハウスダストといいます。
上記のような混合物を栄養源としたダニも約140種います。
ハウスダストアレルギーのほとんどはダニによるものですが稀に花粉や繊維なのに対するアレルギーの場合もあります。
ハウスダストはどこからくるの?
ハウスダストは様々な場面で生まれます。
主な要因は下記です。
外→花粉、塵、煙や昆虫の糞、死骸など
室内→ペットの毛、皮膚、服から出た繊維、カビやダニなど
上記の内容を見るからにわかる方はいるかと思いますがハウスダストは完全に防ぐことは難しいです。
家の中に入ってしまえば基本的にはハウスダストと呼ばれます。
またダニはどこにでも住んでいてダニがいない部屋はいないといわれるほどです。
対処方法
人が室内で動いているとハウスダストはものすごく小さいのですぐ舞い上がってしまい、
掃除をしても空気中に漂っているので意味が無くなってしまいます。
掃除をするタイミングは起きてすぐか帰ってすぐが一番良いとされています。
というのも人が動いている時間だとハウスダストが舞ってしまうとせっかく掃除をしても意味がないからです。
床掃除をする際はモップがけをしてから掃除機をかけるのが一番効果的です。
モップは掃除機と違って空気を動かさないのでハウスダストが舞いにくいです。
またふわふわな素材なので細かいハウスダストもしっかりとることもできます。
モップがけをする際はゆっくり静かに動かすようにしましょう。
掃除機などを使う際には本体を持ち上げるなど空気があまり動かないように掃除をすると良いでしょう。
また換気をしながら掃除をする方もいるかと思いますがハウスダストが舞ってしまうため控えましょう。
掃除を最後まで終えてから窓を開けるようにした方が良いかと思われます。
他にも布団の中に潜む埃やダニを対処する際に布団たたきを使う人がいます。
ですが実際には死骸や糞が粉砕されるだけであって逆効果です。
しっかりとハウスダストやダニを減らしたい場合にも掃除機などを使うと良いでしょう。
ダニの栄養源となるフケ、垢は水で落とすのが一番効果的です。
ダニの卵が孵化するまでの期間は約1週間です。
それに合わせて毎晩使う寝具などは週に一度の頻度で洗うと良いでしょう。
ハウスダストは放置してしまうと水分や油分を吸収してこびりついてしまいます。
最悪シミにもなってしまいご家庭の掃除用具では取れなくなってしまう可能性もあります。
普段から空気の入れ替えをしたり物を詰めこみすぎないようにしましょう。
ダニは湿度の高いところが好きです。
特に湿度を60パーセントを超えると増殖するといわれています。
50パーセント程度にしておくのがベストです。
倉庫や押し入れなど物を詰め込みすぎてしまうと空気の循環が悪くなり湿度も高くなってしまいます。
除湿剤を置いたり適度に空気の入れ替えをして高湿を防ぎましょう。
弊社ではハウスクリーニングも対応しています。
落ちなくなってしまった汚れなど対処しきれなくなってしまったら一度ご相談ください。