用語集

湯灌

湯灌(ゆかん)

湯灌(ゆかん)とは

納棺の前に身体を洗ってから死装束を着るまでの流れ。

この世で付いた穢れを落としたり体を温めることによって死後硬直をできるだけ解いて納棺をしやすくしたりといろんな意味合いがあります。赤ちゃんに沐浴をするように来世の準備ともいわれています。ほかには霊魂を復活させるという呪術的な意味合いもあったそうです。

病死した場合は病院内で看護師による簡易的な湯灌(エンゼルケア)が行われます。自宅で湯灌をすることを拒む方もいるので現在では寺院にも湯灌場を設けている場所もあります。

湯灌にはおよそ1時間から1時間半程度の時間がかかります。

主な流れ

自宅の浴槽、または業者や寺院などの湯灌場の準備をします。

湯灌をする前、硬直をほぐすためにマッサージをします。移動の際には肌が見えないようタオルで隠して移動します。

お清めをします。遺族の方も参加する際には足元から胸元までにお湯をかけていきます。これを洒水(しゃすい)といいます。基本的には35度から40度くらいの通常の入浴よりもやや低めの温度で入浴をします。この際、一般的にはお湯を適温にする際には熱湯に水を入れて調整をします。ですが湯灌の場合には水に熱湯を入れて調整をします。これを「逆さ水」と言って普段の日常で行われていることと逆のことを行い死との区別をしています。

洗顔や髭を剃ったり洗髪などの手入れをして入浴が終わったら顔を拭いたりドライヤーをして乾かします。

入浴が終わったら衣装を着て死に化粧をする場合はこの時にします。死装束でなくても故人が好んで着ていた衣装を着せることも業者によっては可能です。

湯灌は必ず行わければいけないというわけではありません。入浴させることによって腐敗が進みやすくなったり親族に裸体をさらしたりしたくないとの理由から避けられる方もいます。入浴しなくてもアルコールをガーゼや脱脂綿に浸したもので拭いて対応することもできます。そういった場合は湯灌とは言わずに「清拭(せいしき)」や「簡易湯灌」といいます。その際には業者の方が肌を見せないように清めていただけます。

メリット

息を引き取ってから腐敗は既に始まっています。腐敗が始まることによって皮膚が破れてしまったり体液が出てきたりすることがあります。清潔な体で納棺ができるのが湯灌のメリットです。また事故や自殺などで亡くなった場合、身なりをできる限り綺麗にするため傷や変色してしまった箇所を復元することが可能です。湯灌を行うことによって生前に近い状態にすることができるのです。

デメリット

お湯を使って入浴をするわけですから体はきれいになっても体が温まることによって腐敗は進みやすくなってしまいます。

ほかにも費用が10万前後と少々高めになっていることがデメリットとされています。

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