用語集

フロンガス

フロンガス(ふろんがす)

フロンガスが環境に悪影響を及ぼす理由

フロンガスは炭素と水素、フッ素や塩素や臭素などのハロゲンを多く含む人工的なガスです。1920年代に開発され、燃えにくく化学的に安定した物質であり、人には無害であることから、冷蔵庫やエアコンの冷媒として急速に使用が拡大しました。しかし、1970年代になるとオゾン層の破壊が問題となり、その原因がフロンガスにあるとして、1985年の「オゾン層の保護のためのウィーン条約」や1987年の「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」によって製造や輸入の禁止が決定されました。

フロンガスは温室効果ガスの一つでもあり、紫外線の一部を吸収することで気温を高くする効果を持っています。地球温暖化による気温の上昇は生態系の変化などを引き起こすため、そういった面からもフロンガスは規制が必要とされました。

 

フロンガスを使わないノンフロン化技術の開発に期待

フロンガス(特定フロン)によるオゾン層の破壊が指摘されるようになると、それに替わる物として代替フロンの開発が進み、使用されるようになりました。代替フロンは特定フロンに比べるとオゾン層への影響は少ないのですが、一方で、温室効果ガスの影響はさほど改良することができないということが判明。そのため、代替フロンについても製造や使用を中止することが必要だという考えが広まり、1997年の京都議定書では温室効果ガスの排出抑制の目標が設定されました。

現在では、フロンガスを使用しない技術(ノンフロン化)や製品が開発されています。

 

フロンガスの適切な取り扱いや処理法を強化

日本でもフロンガス規制の対策が進められており、フロン使用機器を廃棄する際のフロン回収を義務付けた「フロン回収・破壊法」が改正され、「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(フロン排出抑制法)」と名称を改め、2015年4月1日から全面施行されました。その背景には、代替フロン排出量の急増やフロン類の回収率低迷、フロンの漏えい対策の必要性などがありました。この改正により、フロンガスを使用した第一種特定製品(業務用エアコン及び冷凍機器・冷蔵機器)の管理者には適切な場所への設置、機器の点検、漏えい防止措置などが義務付けられました。また、フロン類回収業者に関する様々な基準も強化され、適正な処理が行われるように定められています。

 

「ノンフロン」製品を選ぶには

フロンガスの問題について私たち消費者ができることは、フロンガスを使用した家電製品などが正しく処理されるように、定められた方法で廃棄することです。専門の業者に回収を依頼する、リサイクル法で定められた方法で引き取ってもらうなどして処分しましょう。

また、新しい製品を購入する際は、ノンフロン製品を選ぶというのも私たちにできる行動の一つです。カタログや一部店舗などで、家庭用エアコンや冷蔵庫にフロンラベルというマークの表示が始まっています。これにはフロン類の「環境影響度の目標達成値」や「地球温暖化係数」などが記されています。ノンフロン製品には「S」というランク表示がされていますので、これを目印に選びましょう。価格やデザインだけでなく、地球温暖化への影響度が少ない製品かどうかも選択基準の一つとしたいものです。

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