お役立ちコラム

神棚の処分方法や費用、処分のタイミングを解説

2022/06/09 不用品処分

神棚の処分方法や費用、処分のタイミングを解説

神棚は、神様を祀る神聖な場所のため、「どのように処分すればよいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
神棚を処分する方法には、自治体で処分する、業者に回収を依頼するなど、さまざまな種類があります。
今回は、神棚の処分方法について詳しく解説します。

関連記事:仏壇の4つの処分方法|信仰の程度による手順の違いを解説します

神棚の処分方法と費用

神棚の処分方法と費用

神棚の処分方法と費用について、表にまとめました。
主な処分方法と費用の平均相場は以下の通りです。

燃えるゴミ 粗大ゴミ 神社で処分 どんど焼き 神棚の販売店で回収 宗教用具専門の回収業者 不用品・遺品整理の

回収業者

基本無料 500円〜2,000円 5,000円~※1 1,000円~20,000円 店舗によって対応が異なる 20,000円~60,000円

※2

1,000円〜

※1…祈祷やお焚き上げをして処分する際の平均費用
※2…神棚のサイズによって回収費用が変動する

神棚の処分は、「魂入れ」を施しているかどうかがポイントです。
魂入れを済ませている神棚は、お札ではなく神棚自体に神様が宿っている状態です。
そのため、祈祷やお焚き上げ後に処分することが望ましいとされています。
魂入れをしていない神棚に関しては、燃えるゴミや粗大ゴミとして処分するか、祀っているお札を神社に返納して処分する方法がおすすめです。
それぞれの詳しい処分方法については、詳しく後述します。

お住まいの自治体にあわせて処分する

多くの神棚は木材で作られているため、自治体の粗大ゴミで回収できます。
解体して小さくすれば、神棚を燃えるゴミとして処分できる場合もあります。
なお、燃えるゴミとして処分する場合の回収費用は基本的に無料です。
粗大ゴミとして処分する場合の回収費用については、神棚の大きさによって異なりますが、500円〜1,000円ほどが相場です。
神棚が人目に付くことに抵抗を感じる場合は、紙や布に包んで処分するとよいでしょう。

神社へ処分を依頼する

神棚を普通ゴミや粗大ゴミとして処分することに抵抗がある方は、神社に依頼しましょう。
神社に依頼する際の流れは以下の通りです。

①神社で祈祷してもらう
②神棚で祀っていたお札を神社に返納する
③お焚き上げをしてもらう(神社によってお焚き上げの有無が異なる)

お焚き上げが可能かどうかは神社によって異なります。
お焚き上げを希望する際は、神社に費用や日時について確認しましょう。
なかには郵送で神棚の処分を受け付けている神社もあります。
郵送が必要になる場合は、処分費用のほかに1,000円〜2,000円ほどの送料を自己負担する必要があります。

関連記事:お焚き上げとは?行う方法や時期・費用相場について解説します

1月15日のどんど焼きに持ち込む

「どんど焼き」とは、毎年1月15日の小正月に全国の神社で催される儀式です。
正月飾り・絵馬・お札などを焼くことで、魂を天に返すとされています。
家庭で祀るサイズの神棚であれば、どんど焼きへの持ち込みができることが一般的です。
ただし、陶器や金属製の神具は一緒には持ち込めないこともあるため、あくまで神棚本体の処分方法として、ご参考ください

神棚の販売店へ回収を依頼する

神棚を販売しているお店に回収を依頼する方法があります。
新しい神棚に買い替える場合には、サービスとして購入時に下取りをしてくれるお店もあります。
ただし、古い神棚の回収対応は販売店ごとに異なるため、事前に確認しておきましょう。

宗教用具処分の専門業者へ依頼する

神棚をはじめ、神具は処分時の扱いが難しいとされています。
神棚の処分に迷っている方は、宗教用具専門の業者に回収を依頼することも可能です。
神棚の祈祷やお焚き上げは業者側が手配するため、魂入れを済ませた神棚でも回収してもらうことができます。
ただし、回収対象となるのは宗教用具のみです。
遺品整理や引越しなど、他の不用品とまとめて回収を依頼したい場合は、他の方法を選択する必要があります。

不用品業者へ回収を依頼する

お札をすでに返納している神棚や、もともと魂入れを施していない神棚であれば、不用品業者に依頼する方法もあります。
不用品回収業者は、さまざまな不用品の回収・処分に対応しているため、持ち運びが難しいサイズの神棚や、ほかに処分したい不用品がある場合にも適しています。
また、自宅まで訪問して回収してくれる事業者もあるため、大きく重い神棚であっても、持ち運ぶ必要がありません。
不用品業者に回収を依頼する費用は1,000円からが目安です。

遺品整理業者へ依頼する

神棚の回収は、遺品整理を専門とする業者にも依頼できます。
遺品に神棚が含まれているケースも多いため、宗教用具についても処分を依頼できるケースが一般的です。
亡くなった方のご遺族様で、遺品回収をまとめて依頼したい場合におすすめです。
遺品整理のプロ『GoodService』なら見積り料・出張料・キャンセル料は全て無料で、即日対応も承ります。
弊社のプランには不用品回収・遺品の買取対応・ハウスクリーニング・特殊清掃サービスが含まれています。
神棚の処分はもちろん、遺品整理に必要な作業を全て代行いたします。
また、弊社は日頃から故人様の遺品を扱う立場にいます。
回収したら終わりではなく、必要に応じて住職に合同供養を依頼しています。
ご要望に応じて、遺品を供養するための手配もいたしますので、ぜひご相談ください。

神棚を処分するタイミング

神棚の処分に適したタイミングとして、以下が挙げられます。

  • 引越しや建替でお住まいが変更になったとき
  • 三重県の伊勢神宮で行われる式年遷宮が開催されるとき
  • 劣化により神棚の状態が悪くなったとき
  • 悪い出来事が重なったとき

神棚の処分は、本体の劣化以外にもさまざまなタイミングがあります。
ここからは神棚を処分する適切なタイミングについて解説します。

お住まいが変更になったとき

神棚に祀られた神様にも引越しは必要です。
引越しや建替などによってお住まいが変更になったときは、新しい神棚の購入をおすすめします。
自治体で粗大ゴミとして処分する際は、引越しまでに回収が間に合わない可能性も考えておきましょう。
なぜなら、時期によっては依頼が殺到しており、回収までに1か月以上かかることがあるためです。
引越しが決まった際は、なるべく早い段階で処分の準備をしておきましょう。

20年に1度|式年遷宮が開催されるとき

式年遷宮とは、20年に1度だけ開催される特別な行事です。
正殿や殿舎などを造り替え、神様に新宮へお遷りいただくための行事で、いわば神様のお引越しのようなものです。
式年遷宮といえば、三重県の伊勢神宮が有名です。
この式年遷宮に合わせて、家内安全や企業の成功を願うために、神棚を買い替えるケースもあります。
なお、買替の際は、古い神棚よりもひと回り大きなものを選ぶと縁起がよいとされています。

5~10年に1度|神棚の状態が悪くなったとき

神棚は木材で作られているため、時間の経過による劣化は避けられません。
このような理由から、5年もしくは10年に1度を交換の目安として考えるとよいでしょう。
神棚は神様を祀る神聖な場所です。
汚れや劣化が目立つようであれば、買替や処分を検討してください。

悪い出来事が重なったとき

人によって捉え方は異なりますが、悪い出来事が重なったタイミングで神棚を処分する人も珍しくありません。
新たな神棚を迎え入れることで、晴れやかな気持ちで物事に取り組めるようになるかもしれません。

神棚を処分する際のポイント

神棚を処分する際のポイント

神棚の処分で最も困る点は「どの処分方法が正解なのかが分からない」ということではないでしょうか。
神棚を処分するときに重視するポイントとして、以下が挙げられます。

  • 神棚に魂入れをしているかどうか
  • ご自身の神棚に対する捉え方に近く、納得できる処分方法か

ここからは、神棚を処分する際のポイントについて詳しく解説します。

魂入れの有無を確認する

神棚の処分時に重視するポイントは、魂入れの有無です。
魂入れの対象がお札か神棚かによって、適した処分方法が異なるためです。
神棚本体に魂入れを行っていた場合、ゴミとして出すよりも、神社で処分してもらう方法が適切と考えられます。
もし、魂入れの有無が確認できなければ、神棚の祈祷やお焚き上げが可能な神社や、宗教用具の回収を専門とする業者を選ぶとよいでしょう。
一方、神棚ではなく祀っているお札に魂入れを済ませているケースでは、自治体で可燃ゴミ・粗大ゴミとして神棚を処分しても問題ないとされています。

処分前にきれいな状態にしておく

処分を待つ神棚であっても、神様を祀っている神聖なものに変わりはありません。
家の安全や企業の成功を見守ってもらった感謝の気持ちを持って、綺麗な状態にしてから処分することが望まれます。
処分方法にかかわらず、掃除をした後に処分するとよいでしょう。

取り外しの可否を確認する

棚を高い場所に設置している場合は、取り外せるかどうか確認してから処分します。
無理に取り外そうとすると、怪我や事故につながる恐れがあるため注意が必要です。
ご自身で取り外しが難しい場合には、自宅まで来て対応してくれる業者を選ぶようにしましょう。
また、外れかけている神棚は落下する可能性があるため、大変危険です。
取り外しが難しければ下にマットを敷くなどして、回収までの間は近づかないことが大切です。

神棚に対する捉え方で処分方法を選ぶ

神棚の処分に迷ってしまうのは、神様を敬う気持ちが根底にあるからこそです。
処分に迷うようであれば、ご自身の「神棚に対する捉え方」によって処分方法を選んでも問題ありません。
神社ごとに考え方も異なり、神棚はそのまま破棄してもよいと判断することや、お焚き上げを行うこともあります。

まとめ

まとめ

ここまで、神棚の処分方法について解説しました。
神棚の処分で重視するポイントは、神棚に魂入れをしているかどうかです。
魂入れの対象が神棚かお札かによって処分方法が変わり、回収料金も大きく異なります。
魂入れの対象でなければ、燃えるゴミや粗大ゴミとして処分することも可能です。
神棚の処分でお困りの際はGoodServiceにお任せください。
不用品回収・遺品整理のプロが、不要になった神棚や故人様の遺品の処分をお手伝いさせて頂きます。

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