2022/03/23
名古屋市にお住まいの方で、粗大ごみをどのように出すのかお困りの方はおられませんか。粗大ごみは、種類によって適切な処分方法や料金が異なるため、注意が必要です。
本記事では、名古屋市で粗大ごみを出す3つの方法と、それぞれの費用について解説します。粗大ごみを出す際の注意点も記載しているので、最後までご覧ください。
名古屋市で粗大ごみを出す流れ・料金①:自治体に収集を依頼する
名古屋市において、自治体に収集を依頼する形で粗大ごみを出す流れを解説します。粗大ごみの収集は月に1度行われており、地域ごとに収集日が決まっています。事前に申し込む必要があり、インターネットでの申し込みがと、電話での申し込みがが可能です。
粗大ごみを収集してもらうまでの流れ
①インターネット、もしくは電話で申し込みがを行う
インターネットの場合、24時間365日申し込みがが可能です。電話の場合は土日と年末年始を除く、午前9時から午後5時までが受付時間となっており、収集日や場所、手数料、受付番号などを教えてもらえます。
②それぞれの粗大ごみに応じた手数料納付券(シール)を手に入れる
電子レンジやテーブルなど、粗大ごみによって手数料は異なります。電話もしくはインターネット申込時に指定される手数料シールを、最寄りのコンビニエンスストアやスーパーで購入します。
③手数料納付券に受付番号を記載し、指定の収集日・収集場所に置く
購入した手数料納付券に受付番号を記載し、粗大ごみに貼り付けます。そして、知らされた収集日・収集場所に粗大ごみを置いておけば、収集員が回収して完了です。
粗大ごみ収集にかかる料金
ここでは、テーブルや電子レンジなど、代表的な粗大ごみ収集にかかる費用について紹介します。
- 電子レンジ:1,000円
- テーブル:1,000円
- いす:250円~500円
- たんす:1,000円~1,500円
- カラーボックス:250円
- マットレス:1,000円
名古屋市で粗大ごみを出す流れ・料金②:ごみ処理場に直接持ち込む
ここでは、ご自身でごみ処理場に持ち込む際の持ち込み場所と流れについて解説します。
名古屋市の粗大ごみ持ち込み場所
名古屋市における粗大ごみ持ち込み場所は、港区にある「大江破砕工場」、岐阜県多治見市にある「愛岐処分場」です。一般的な粗大ごみは大江破砕工場に持っていき、破砕が難しいものや、大きいもの(概ね180cmを超えるもの)、燃えがらなどが含まれる場合は、愛岐処分場への搬入となります。
ちなみに可燃ごみの持ち込み場所は、以下のとおりです。
- 千種区、東区、北区、中区、守山区、名東区:猪子石工場(千種区)
- 西区・中村区・中川区・港区:富田工場(中川区)
- 昭和区、瑞穂区、熱田区、南区、緑区、天白区:鳴海工場(緑区)
粗大ごみを持ち込む流れ
粗大ごみを持ち込む際の流れを解説します。
①環境事業所に連絡する
結束などが必要な場合もあるため、事前に連絡するようにしましょう。粗大ごみの場合は、大江破砕工場もしくは愛岐処分場です。
②搬入したい粗大ごみを車両に乗せた状態で環境事業所へ向かう
ごみを乗せて、環境事業所へ向かいます。スタッフが積まれたごみを確認するため、午前8時から午後2時くらいまでには行くようにしましょう。
③手続き完了後、処理施設へ運ぶ
環境事業所でスタッフに確認してもらったら、自分で処理施設までごみを運びます。時間は、当日の午前8時45分から午後3時40分までに(愛岐処分場は午前9時15分から午後4時10分まで)となります。時間には気をつけて運びましょう。
粗大ごみ持ち込みにかかる料金
粗大ごみを持ち込んで処理してもらう場合、処理施設で計量を行います。費用は10kgごとの計算となり、10kg200円で計算します。手数料は現金のみなので、注意が必要です。
名古屋市で粗大ごみを出す流れ・料金③:不用品回収業者に依頼する
上記2つは名古屋市に依頼する方法でしたが、不用品回収業者といって、民間の業者に依頼する方法もあります。民間の場合はさまざまな業者があるので、比較検討して選ぶようにしましょう。
粗大ごみを回収してもらうまでの流れ
ここでは、不用品回収業者に依頼する際の、申し込みがから完了までの流れを解説します。
①不用品回収業者に連絡する
電話やメールなどで不用品回収業者に連絡します。そこで見積もりの日時を合わせます。
②見積もりを行う
①で決めた日時に、実際の見積もりを行います。
③作業開始
実際に不用品回収作業を行います。不用品の仕分けから搬出まで業者がやってくれるため、依頼者が手を加えることはほとんどありません。
④作業完了と精算
作業が完了すると、依頼者に部屋を見てもらい、問題がなければ精算して終了となります。
粗大ごみ回収にかかる料金
不用品回収業者の作業費用は、業者によって大きく変わります。安ければ1万円ほどから、高ければ3万円弱、おおよその平均は15,000円ほどです。サービスや不用品の量、オプションなどによっても異なるので、注意が必要です。
名古屋市で粗大ごみを出す際の注意点
最後に、名古屋市で粗大ごみを出す際の注意点について解説します。注意点を確認しなければ損害を負ったり、最悪のケースだと犯罪に巻き込まれたりする可能性もあるため、しっかり確認してから行うようにしましょう。
回収できない粗大ごみもある
名古屋市では、回収できない粗大ごみもあるため、注意が必要です。具体的には以下のとおりです。
- エアコン
- ブラウン管テレビ
- 液晶テレビ、プラズマテレビ
- 電気冷蔵庫、電気冷凍庫
- 電気洗濯機
- 衣類乾燥機
- ノートパソコン、デスクトップパソコン、液晶ディスプレイなど
- ガスボンベ、耐火金庫、消火器、自動車用のタイヤ、ホイール、バッテリーなどの処理困難品
- 事業によって生じた廃棄品など
理由はさまざまですが、家電リサイクル法の対象となっていたり、処理困難なものであったりが該当します。不安な場合は、事前に環境事業所に確認するようにしましょう。
無許可の業者に注意する
不用品回収業者は、自治体の許可を得て営業している必要があります。しかし中には、自治体の許可を受けずに営業している悪徳業者もあるため、注意が必要です。許可を得ていない業者の場合、不用品を海や山などに不法投棄されているなどのケースがあります。
環境破壊につながったり、不法投棄を助長したりと、いいことはありません。不法投棄の場合、パソコンや家電などから、依頼者が特定されてしまうことがあります。最悪の場合、依頼者が罪に問われることもあるのです。こうした事態にならないためにも、許可を得ているかを事前に確認してから依頼するようにしましょう。
まとめ
名古屋市で粗大ごみの処理をする場合は、自治体に収集してもらう、自分で処理場へ運ぶ、不用品回収業者に依頼する、という3つの方法が考えられます。
それぞれに一長一短がありますが、自由度やサービスの高さから、不用品回収業者がおすすめです。「GoodService」は、不用品回収に力を入れている業者のひとつです。お見積もりは無料ですので、お気軽にご連絡ください。
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