孤独死の際の遺品整理について|発覚時の対応や特殊清掃についても解説の遺品整理・生前整理

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孤独死の際の遺品整理について|発覚時の対応や特殊清掃についても解説

2022/12/17

孤独死の際の遺品整理

一人暮らしの方が誰にも看取られることなく、住居内で亡くなることを指す孤独死。

親族や知人の孤独死はできるだけ経験せずにいたいものですよね。

しかし日本のような超高齢社会では、孤独死に対応する場面が身近に起こる可能性が高い状態といえます。いざというときに誤った対応をしないため、また自身の精神的なダメージを減らすためにも、必要な知識をあらかじめ得ておきましょう。

孤独死が発覚したらするべきこと

孤独死が発覚したらするべきこと

孤独死の現場に遭遇した場合は、自分の判断で遺体や遺品に触れてはいけません。とくに時間が経過した現場では、目に見えない細菌によって空気が汚染されている場合もありますので、その場に残ることも避けましょう。

遺体発見直後に必要な行動や、その後すべきことについて解説します。

警察へ連絡

孤独死の第一発見者になった場合は、即座に現場を出て警察に連絡を入れましょう。

現場をすぐに離れなければならない理由のひとつは、死臭や腐敗臭での体調不良を防ぐためです。

また、もしも生死の判断がつかない場合は救急に連絡をいれます。

その場合も救急が到着するまでは現場から離れ、むやみに窓を開けたり物に触れることのないようにしましょう。

孤独死が発見されたあとは、警察が事件性の有無の調査を行います。

調査は最低でも数日かかり、結果は遺族に伝えられます。

葬儀の手配

警察が孤独死の事件性の有無について調査をしている間は、遺体の受け取りや現場への立ち入りはできません。

警察の調査が済んで、遺体の引き渡しのあとすぐに葬儀を行うのが一般的であるため、調査の間にできることは済ませておきましょう。

遺族を中心に葬儀社の選択や葬儀方法の確認を事前にします。

一般葬や家族葬、また火葬のみを行う直葬など、遺族の意思や故人の経済状態に合わせて選択しましょう

死亡届提出

警察の調査が終わって死体検案書が作成されたのちに、遺体の引き取りができます。

死体検案書とは医師が発行できる死亡事由について記された書類です。死体検案書があれば、死亡届を市役所に提出できます。死亡届は死亡の事実を知った日から7日以内、海外で亡くなった場合は事実を知った日から3ヶ月以内と法令で定められていますので注意しましょう。

出典:法務省「死亡届

死亡届の記入ができるのは下記に該当する方です。

  • 故人の6等親以内の親戚
  • 3等親以内の姻族関係者
  • 家主や地主
  • 生前に決められていた後見人、保佐人、補助人

なお葬儀社は死亡届の提出はできませんが、遺族や上記に該当する方が記入した死亡届の提出は可能です。

遺産相続の手続き

親族が亡くなった場合、遺産の相続、あるいは放棄手続きが必要です。

遺産相続とは故人の所有する不動産や預貯金の権利だけでなく、借金や負債などの支払い義務も相続することを意味します。

遺産相続の具体的な手続きに入るためには遺品整理が必要であり、法定相続人が主体となり行うのが一般的です。

相続人が数人いる場合は代表を決めておくと、スムーズに話をまとめられるでしょう。

一方で所有する不動産や預貯金などの具体的な遺産を把握するためには、遺品の整理が欠かせません。

特殊清掃を含む遺品整理を業者に依頼

孤独死では、専門業者による住居や部屋の「特殊清掃」が必要です。

とくに遺体の発見が遅れた場合は、住居に体液や血液、死臭などが充満しています。

市販の洗剤液で拭うことはできませんので、必ず特殊清掃を行っている専門業者に依頼しましょう。専門業者に依頼することによって、遺体が重大な疾病を煩っていた場合にウイルス感染を防ぐこともできます。

特殊清掃業者を選出する際は、法定相続人が主体となり連絡をとります。遺品の整理と並行して住居や部屋の特殊清掃も行ってもらえる遺品整理業者を探しましょう。

また、できるだけ迅速に遺品整理や清掃などを行ってもらえるかの確認も重要です。

孤独死の現場でしてはならないこと

孤独死の現場でしてはならないこと

孤独死の現場では、発見者自身やご遺族のためにもしてはいけないことがあります。

近しい人の現場に遭遇してしまったときは、してはいけないことでも混乱してついやってしまいそうになる場合もあるでしょう。

いざ現場に立ち会った際、できるだけ慌てないためにも事前に解説します。

孤独死があった部屋に入る

孤独死を知らずに部屋へ入ってしまった場合は、すぐに退出します。

また、警察が到着したときでも特殊清掃前の部屋に入ってはいけません

なぜならば孤独死が発生した部屋では、遺体の体液や血液、室内に充満する死臭の中にウイルスが含まれている可能性もあり、体調に支障をきたす場合があるためです。

また精神的なダメージを受けることも予想されるため、部屋から即刻退出しましょう。

正式な許可なく窓を開ける

孤独死の現場となった室内では、強い死臭や空気のよどみを感じて窓を開放したくなりますが、これは厳禁です。死臭が外に拡散され、近隣住民とのトラブルの原因になるためです。

近隣住民の洗濯物や所有物に死臭が付くと、損害賠償を請求されるケースもあります。

また浴室で亡くなっていた場合は水を流したくなりますが、排水口詰まりの原因になることもありますので、こちらも厳禁です。

手袋をせずに遺品に触れる

遺品に直接触れることは禁止です。遺品には死臭や腐敗した体液、病原菌が付着している恐れもありますので、ご遺体はもちろん現場にあるものには触れないことが原則です。ただしやむを得ず遺品に触れなければいけない場合は、体液や病原菌から身を守り、かつ拡散を防ぐためにも、必ず手袋を着用しましょう。

孤独死した故人の遺品整理を業者に依頼すべき理由

孤独死した故人の遺品整理を業者に依頼すべき理由

通常、誰かが亡くなった場合、遺族の希望と時間・金銭の余裕があれば遺品整理業者に頼らずに、身内で遺品整理を行うのも選択肢のひとつです。

一方で孤独死した故人の遺品整理には、必ず特殊清掃に対応した遺品整理業者に依頼すべき理由があります。

感染症のリスクがある

孤独死の場合は遺体が発見されるまでに長い時間が経過している場合も多くあります。

そのため室内には遺体の血液や体液が原因で目には見えないウイルスや細菌が充満しており、感染のリスクがあります。遺品整理を行う作業者の感染を避けるには、適切な知識と資格、感染防護用品を備えたプロに任せるのがベストな選択です。

通常の遺品整理より精神の負担が大きい

親戚や関わりのある方が孤独死されれば「もっと自分にできることはなかったか」「あのとき声をかけていれば」と後悔し、それだけで精神の負担になります。加えて故人の亡くなった場所の惨状を目にしたり、悪臭に耐えねばならなかったりといった体験が、精神に与えるダメージは計り知れません。

孤独死の現場の処理を、他人に任せることに罪悪感を覚える必要はありません。故人も遺族に余計な心労を負わせることをお望みではないでしょう。

汚物や悪臭の完全除去が難しい

ほんのわずかな汚れが細菌、害虫、悪臭の発生原因になってしまうため、完全な汚物の除去が必要ですが、一度染み付いてしまった汚物や悪臭を一般の方法で取り除くことは困難です。体液の染み込んだ場所の材質によって清掃方法や洗剤を使い分けるなどの技術が求められる上、状態によってはリフォームする必要があるケースもあります。

悪臭の拡散を防げる

孤独死があった場所の悪臭は、経験のない方には想像もできないほどすさまじいものです。

死臭を取り除くためには一般的に2年ほどかかるといわれており、放置すれば近隣住民とのトラブルの原因となります。

一方で死臭に満ちていても窓を開けられない部屋では、作業をするどころか足を踏み入れることすら経験のない方には困難です。

悪臭の拡散を防ぐためにも、特殊清掃の業者に依頼し完全に臭いを除去してもらいましょう。

細菌除去する必要がある

体内のほとんどの細菌は、細胞が生命活動が止めた時点で死滅しますが、一部の病原菌やウィルスは死後しばらく生息します。また故人が生前に感染していなかった病原菌でも、密閉された室内で繁殖している恐れもあります。

作業後の部屋に感染の危険を残さないためには、特殊な薬品による消毒やプロの技術が必要なのです。

害虫、害獣の駆除が必要

孤独死が発生し、遺体の体液や死臭、腐敗臭が充満している空間には害虫や害獣が発生しやすくなります。発生した害虫は遺体に卵を産み付け、さらなる大量発生を引き起こします。とくに夏場や湿度の高い場所での発生率は高くなる傾向があります。

また孤独死の現場では食べ残しがそのまま放置されていることも多く、ネズミやゴキブリなどの害獣や害虫が発生する原因になります。発生の原因を完璧に取り除かなければ害虫、害獣は繰り返し発生するため徹底的な対処が必要です。

特殊清掃とは

特殊清掃とは孤独死や事故死などの特殊なケースで人が亡くなったときに、専門的な道具を使って室内を清掃する作業のことを指します。

特殊清掃を行う専門員のことを特殊作業員と呼び、具体的には下記のような作業を行ってくれます。

  • 室内の消毒作業
  • 不用品処分
  • 特殊清掃
  • 害虫・害獣駆除
  • 消臭

特殊清掃を依頼する場合は、遺品整理も同時に行ってくれる業者がおすすめです。

両方に対応した業者ならば「通帳や骨董品があれば残しておいてほしい」や「〇〇を探してほしい」などの要望に応えてくれます。またそれぞれで依頼するより、1カ所にまとめる方が費用的にもお得です。

特殊清掃を含む遺品整理料金の相場

特殊清掃を含む遺品整理料金の相場

特殊清掃を含む遺品整理料金の相場をご紹介します。

特殊清掃と遺品整理を同時に依頼した場合は約10万~50万円が費用として見込まれます。

ただしこれは目安で、部屋の状態によっては10万以下で済む場合もあれば、数日にわたっての作業が必要なケースでは100万円近くかかることもあります。

特殊清掃と遺品整理を行っているGoodServiceでの見積もり目安は下記のとおりです。

畳、布団類の撤去33,000円~
消臭剤、除菌剤の散布11,000円~
浴室特殊清掃33,000円~
消臭、脱臭(オゾン処理)33,000円~
ナノダイヤモンド触媒55,000円~

遺品整理以外に特殊清掃が必要なケース

遺品整理以外に特殊清掃が必要なケース

孤独死や事故死などで人が亡くなった場合に活用される特殊清掃。

ただしそういった死亡事故や遺品整理以外でも、特殊清掃を依頼すべき場合があります。

下記ではその一例をご紹介します。

ごみ屋敷

ごみ屋敷の清掃には特殊清掃を依頼することがあります。

たとえ室内にあるものすべてがごみだとしても、近年では自治体によってごみの分別方法が決められているため、個人で行うには相当な時間を要するのが現状です。

また臭いのきついごみは密閉して運び出す必要があります。

火災や水害後の家屋や部屋

火災や水害後にも特殊清掃が必要です。火災後には火災臭を取り除くための作業を行い、人が住める状態にするためにコーティング剤を塗り込んで臭いを封じ込みます。

水害後は家の中に水だけではなく、泥やごみも流れこんでいます。排水の洗浄、そして特殊清掃による消臭や消毒が必要です。

過剰な数の動物飼育を行っていた家屋や部屋

通常のペット飼育では問題ありませんが、過剰な数の動物を飼っている部屋にも特殊清掃が必要です。特殊清掃では、糞の除去やフェロモン臭分解する作業を行います。また臭いが染み付いた床の解体や壁紙コーティングを行い、消臭作業を行うのも重要です。

まとめ

孤独死の現場に立ち会った際の対応や遺品整理、特殊清掃について解説しました。

GoodServiceではお客様視点のサービスを自慢にしております。

お客様の精神的負担が大きいなかで、しなければいけないことを迅速に行えるように、思いに寄り添う丁寧なサービスを行います。

またお客様の作業は研修を受けた自社スタッフのみが行うためご安心ください。

遺品整理士の有資格者であり、経験をしてきたからこそお力になれることもございますので、不安なことはお気軽にご相談くださいませ。

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