お役立ちコラム

マッサージチェアを分解して再資源化

2018/05/09 お知らせ

マッサージチェアの中身や構造を実際に目にしたことがあるでしょうか。

今から64年前の1954年にフジ医療器から発売されてマッサージチェアの歴史がスタートして年々進化を続けて単にローラーが上下して背中の一部だけマッサージするものから始まりエアーマッサージが主流となり、今では色々な機能も増え手の先から足の先まで全身をマッサージするものに変わっていきました。

 

年々進化するマッサージチェアにより、買い替えなどにより廃棄数も製造数と同様に多くなってきます。

マッサージチェアを廃棄となる多くは埋め立てなどの処理になる自治体も多くあると思いますが、マッサージチェアも解体してしっかり分別したら機種などによりますが、70%近くの部品は資源として生まれ変わる事ができるのです。

 

まず昔の銭湯にあったローラーだけのマッサージチェアの解体してみました。

表面は合皮のビニール素材になっており、まず背中部分をカッターで切れ目を入れると薄いスポンジ状のものが出てきます。

それ以上は堅いプラスチック状の板が出てきてカッターでは太刀打ちできません。

まずは全体の形を構成している枠を解体しないといけないと思いマッサージチェアを裏返してみました。

裏は薄い合板のようなもので蓋をしてあるだけで破いてしまうとモーターやチェーンなど内部が丸見え状態です。

全体の枠をばらせるネジらしきものもが見当たらないので背面と側面の部分に思いっ切ってバールをぐさっと差し入れ思いっ切って背面をこじ開けてみました。

なかなかしぶとく、一度で簡単には外れません。何度も何度も背面をバールでこじ開け何とか背面をはがし終えました。

構造は日本の柱を軸に自転車のチェーンのようなものが平行に走っており下にモーターがついているという簡単なつくりに見えます。

枠に木は使われておりますが、スポンジなどが付着しているのでリサイクル資源として可能なのは見たところメインの鉄部分な感じなので、今回はメインの鉄とモーターから繋がっている配線などを全部取り外すことにしました。

モーターの土台がついている部分は太いボルトとナットでしっかり接続されております。

この一番大きいナットを外せば一気に外せると思いきや全然回らない。。。

10分格闘後、泣く泣く大きなハンマーでたたき割る。

なかなかボルトが外れてくれない、何度も何度も繰り返しマッサージチェアの側面の木の部分はボロボロになりなんとか外れてくれました。

そこからは細かな配線はインパクトドライバーで外し、布とフレーム部分はベッドでもよくあるホッチキスで止めてありその部分はカッターで切り離しあとはバールでひたすら引き離す。

ようやくモーターや鉄のフレームを取り出すことができました。

それ以外は純粋に木だけど取り出すことはほとんどできず、それ以外の部分は廃棄へ。

この手のタイプの再資源はなかなか難しく60%程度しか資源を確保できませんでした。

 

続いて現行の足マッサージ付きのマッサージチェアを解体してみました。

フジ医療器のサイバーリラックス。高級感があり、いかにも重そうなマッサージチェアをまずは裏面のカバーがビス止めしてあるのでその部分をインパクトドライバーで取り外し。

簡単に取り外せすぐに内部が見えてきました。

古いタイプと違い基盤や配線などがびっしりと貼り巡っておりどこから手を付けていいのやら。

よく観察をするとメインの鉄のフレームにプラスチックが被さっており、その上にクッション、合皮のつくりとなっております。

基板などが止めてある目に入るビスを全て外し配線、基板がいろんなところからぶら下がっている状態に。

これでは全然解体が進んでいかないので、鉄のフレームとプラスチックの枠を分離に取り掛かりました。

わずかな隙間にバールを入れ開いていくのですが、これが全然壊れていかない。

次に表面から攻め、クッション部分はすぐに外れその中を探ってみるとプラスチックの枠が出てきました。

これもやはりバールを入れ少し隙間を作りその隙間に手を入れ思いっ切って手前にバキッと引き込み何とか外れました。

その後は繋がっている配線をニッパーで切りながら腕部分、足部分、土台の基盤部分と外し無理やりプラスチックの枠と鉄枠を切り離していきました。

全重量が80㎏として再資源化できたのがだいたい70㎏残りの廃棄が10㎏前後となりました。

新しいタイプのマッサージチェアは木材を使用しておらず、プラスチックとエアーバックのビニール、クッション、布に機械や鉄で構成されており、古いタイプに比べて再資源できるものは多くありました。

 

鉄は鉄の再利用、モーターなどは国の認定を受けた小型家電リサイクルの事業所の元へ行き、金属の種類やプラスチックなどに分別を行い、金属製錬事業者が金属資源として再利用していきます。

自治体の埋め立てなどにそのまま行かず、手間暇かければ地球環境によい取り組みはできますよね。

 

ただ、解体することなど考えて製造されていないので仕方ないとは思いますが、環境の事も考えてもう少し解体しやすくしていただくか、取扱説明書に解体マニュアルなどを付けてもらえるとありがたいと思いました。

 

マッサージチェアは重量があるので、もし解体をするのであれば必ず外で解体することをお勧めします。

バールが無いとなかなか進まないので家の中でしたら傷をつけることは間違いないと思いますのでお気を付けください。

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